気空術本部

コラム〜気空術の基本 その5

意識

気空術の練習において、意識のコントロールはとても大切です。

次の練習は想像力を鍛えるだけでなく、腕をツールとして使いやすくします。

(1) 単独で立ち、頭の中に脳と同じ大きさのボールを想像します。

(2) から体内の右の拳まで、ゆっくりと移動させます。

(3) 右の拳から心臓まで移動させます。

(4) 心臓から左の拳へ移動させます。

(5) 左の拳から心臓へ移動させます。

(6) 心臓からへ移動させます。

(7) から右の足先へ移動させます。

(8) 右の足先からへ移動させます。

(9) から左の足先へ移動させます。

(10) 左の足先からへ移動させます。

(11) から心臓へ移動させます。

(12) 心臓からへ移動させます。

(13) 上記を繰り返します。

TIPS

この練習で最も重要なのは、イメージをどれだけゆっくりと移動させられるか、そしてイメージをどれだけ具体的に想像できるかです。集中力を鍛えることが大切です。

とても地味なのですが、腕の道具化はあえて肘から先の感覚を切るという技術が必要になってきます。

次回は、剛の合気柔の合気の説明をします。お楽しみに!