気空術本部

コラム〜気空術の基本 その4

鉄球

この練習は想像力を鍛え、伸筋の使い方を教えてくれます。

後ほど説明する「剛の合気」にはこの練習は欠かせません。

しっかりと伸筋の使い方をイメージできるようになりましょう。

伸筋とは

伸筋とは、主に腕や脚などを伸ばす時に使用される筋肉の総称。

主に腕や脚を曲げる時に使用される屈筋と違い、鍛えても筋繊維が肥大化しないとされる。 脚を曲げたような屈筋を使う姿勢を保持する場合と普通に脚を伸ばして伸筋を使って立つ場合とで疲労感を比べると明らかなように伸筋の持久力は屈筋より高い(Wikipediaより)

練習方法

(1) 1人で立ち、目の前に大きな鉄球が浮いていると想像してください。


(2) その鉄球を両腕で支えるように握ります。

(3) まず、この鉄球の重さが50kgだと想像してください。

(4) その重さを徐々に増やしていきます

(5) 想像できる最大の重さになった状態で姿勢を保ちます

(6) どの部分の筋肉が働いているか感じてください。その筋肉が、伸筋であり、気空術で使うべき筋肉です。

TIPS

この練習は簡単に見えますが、気空術に関する多くのことを教えてくれます。

伸筋の使い方をしっかりイメージできるようになりましょう。